LC80のFOXにつきまして

 
LC80のFOXにつきまして
  これまでLC80リアショックの縦傷によるシャフト破損が数台見受けられました。
単に異物がたまり引きずったものと思っていましたが、他の車種でも、たまにはあるのですがなぜがLC80のリアショックみの症状です。3インチUP程度のLC70では全く見られません。
小石等の摺動傷かと思われますが確認はできていません。
これまでデーターを見ますとリアの上側のコの字ブラケット装着車に多く見られ、取り付け角度による過大負荷によりワイパーシールで小石や砂をかき落とせなく挟まってしまうのではと考えております。
ただしすべてのコの字ブラケット仕様のものがなっているものでもではありません。微妙な取り付け角度によるものではないのかと考えます。


①ショックシャフトの捻じれ、曲がり摺動による傷対策。
   ◎上部取り付けステム
   ◎下部取り付けロッドエンド

②飛び石による破損対策



①リアショックシャフトの捻じれ、曲がり摺動による傷対策。
 
◎上下取り付け角度とブッシュの動き


● 上部取り付け角度対策
ステムが良いか?この字が良いか?

様々な要因を管型結果、純正の取り付けのステム形状の方が360°自由が利くのでストレスが軽減され伸縮すると考えています。LC80は4リンク式なので
車高が上がるとリアの下の取り付けボルトが下を向き、ただでさえショックに負担がかかってしまいます。

ただし今まで「ステムは折れる」と言う概念からコの字仕様を好むお客様も多々おられました。
ただし純正部品を解析いたしますと純正の取り付け穴角度は純正の車高の状態で真ん中で車高を上げることによって
角度がきつく成ることは歴然です。車高のアップとともにこの取り付け穴面角度も変えなければ可動範囲を超えてこじられて
折れてしまうと考えます。

そこでコの字BKへの交換という手もあります。しかしコの字は横方向には自由は利きますが縦方向にはブッシュが硬く自由度は半減します

そこで360度自由の利くステム方式に角度を変えるフラットプレートに交換すればさらに負担は軽くなります。

フラットステム用プレート¥1000/枚をご用意して、ステム仕様の販売を推奨致したいと思います。


ただしこれで絶対大丈夫という確信もございませんのでご理解の上ご購入いただきたいと思います。
どうしてもコの字というお客様はご納得の上ご購入していただく方針でございます。

● 下部取り付け角度のロッドエンド対策
上部同様下部の取り付けボルトも角度が厳しくなります。今まではFOX純正のロッドエンドに内径19Φのブッシュに交換して対応しておりましたが
ブッシュの肉厚が薄くロッドエンドが角度に耐えられなくなり摩耗してくる現象がみられていました。これはシャフトに多大の負担がかかっているいることがうかがえます。

そこで当社では有料とはなりますが大径肉厚ブッシュが使えるロッドエンドを製作しました。これにより上部のステムの自由度と下部の自由度でシャフトへの負担をかなり減らすことが出来ました。

上記の右側は従来のFOX純正ロッドエンドとウレタンブッシュ。
中央が当社オリジナル大径ロッドエンドとウレタンブッシュ
左がそれの組み込み状態

② 飛び石対策

LC80がなぜ飛び石による破損が多いか、それは他車とは違う取り付け位置が原因だと思われます。
LC70系にはあまり見られないのはショック取付位置がホーシングの後だからホーシングがショックを守っている状態でした。
しかしLC80はホーシングの前に取り付けられていて無防備な状態でした。したがって前輪ではね上げた小石やごみが当たってシャフトが破損するのではと思われます。そこでFOX純正RoostShield(シャフトガード)を装着いたしました。



取付は純正ロッドエンドに挟んで固定します。
当社では専用の大径ロッドエンドを特注し当社のロッドエンドでも取り付けできるように製作しました。


形状や取り付け状況からロックやオフロードというよりダート走行や高速道路での使用に適したものと考えます。
*ロック等の岩場走行ではプラスチック樹脂のような材質、固定はビスなので激しくぶつけると破損するかと思います。

通勤で高速や舗装路を頻繁にお使いの方には特におすすめかと思います。